2006年08月
2006年08月30日
安楽死
夜の11時も過ぎて、やっと夏休みの宿題感想文が書き上がりました。書くことに苦んで、投げ出す寸前でなんとか耐えている息子(小学3年)を目の前にして、こんなんで勉強になるのかと疑問に思いもしましたが、親子でいい本を読んで、語り合うことができるのは、宿題のおかげだったと、やはりちゃんと付き合ってよかったなと満足しています。
母きつねとはぐれた、自然の中で生きていけない、重度障害児?の子ぎつね、ヘレンの話です。「安楽死」という言葉も出てきます。
治療して、自然に帰してやるのが、獣医の仕事。それがムリなら・・・・そこで「安楽死」という選択も浮かび上がります。でも、獣医師の竹田津先生は、あるとき、結局のところ「世話をするのが大変なので殺す」というやり方なのだ、と気がつきます。「飛べないトビを助けて」と連れてきた小学生と話をするなかで教えられたのだそうです。
竹田津先生のご夫妻は、子ぎつねのヘレンをまさに献身的に世話します。母きつねのように。その姿に私が何を感じたかって、それを表現するのが難しい! 息子が読書感想文に苦しむ気持ちがわかります。でも、本を読んで親子でおしゃべりするのは、とにかく、いいもんだ。
※本日、ママ・チョイス特撰ショップに、アルカリウォッシュが新登場。重曹よりアルカリ度が高く、布ナプキン(←新しいセット物をアップしました)の漬け置きに最適です。その科学的説明はまだ不勉強ですが、さっそく使ってみました。血液には効果ありです!
今なら、布ナプにアルカリウォッシュのお試しがついてきます。
スプレーボトルに入れたり、洗濯に使ったりと用途は多彩。このページに詳しい説明があります。
2006年08月25日
夏の宿題読書感想文
先日、息子が読んでいる本「子ぎつねヘレンが残したもの」を紹介しました。小学6年の娘がこの夏に読んだのはこれ。映画「ブレイブストーリー」に感動して、宮部みゆきさんの本を選んだそうです。おもしろかったそうですよ。私も読んだけど、子どもにも大人にもおすすめです。
宮部みゆきさんお得意のミステリーだけど、誰も死にません。謎解きをしながら、家族の思いを確かめていきます。その過程で、少年の心は成長します。意外な結末もお楽しみ。
うちに遊びに来た娘の友達に、何読んだ?と聞いたらこの本だそうです。青い鳥文庫は、6年生に大人気ですね。みなさんのお子さんは、どんな本を読みましたか?
ケロヨンの息子(6年生)は、これだそうです。感想文書きにくいに決まっている! と母(ケロヨン)ぶつぶつ言ってます。
2006年08月24日
旅先で出会った赤ちゃんとママ
随分前の話になっちゃったけど、夏休み、道志村(山梨県)にキャンプに行きました。その道中で出会った若いカップルと赤ちゃんがずっと気になっています。
日差しも気温も鰻登りの日でした。ちっちゃな赤ちゃん、まだママに抱かれているだけのほやほや赤ちゃんです。炎天下で黙々と釣りをする若いパパのそばで、赤ちゃんとママは、じっと座っています。赤ちゃんの頭が熱そう。気になって、迷ったけど「カワイイですねー」と声をかけて抱かせてもらい、頭を触って「熱いねー」とパーカーのフードをかけてあげました。
私とたっぷり二回りは違うママは、真っ黒なアイラインをぐるりとパンダのように描いた目で、私を見ました。お茶かなんかあるんですかと聞いたら、完全母乳だからと言う。車に戻ればあげられると。
あまりちゃんと話をしないうちに、私たちは立ち去ってしまったけれど、後々まで気になっています。赤ちゃんは熱中症にならなかっただろうか。あのお父さんは、いつも、自分のペースで行動しているのだうか。彼女と赤ちゃんは、それでもあのパパが好きだから、ついて行くのだろうか。そうだよね、赤ちゃんとママと二人でいるより、3人の方がいいもんね。でも、みんなが楽しい休日を、パパは考えないのかなあ。
毎日いろいろなことがあるけれど、それぞれの気持ちを出し合って、幸せなファミリーになれるといいね。私も、です。
今度また、気になる赤ちゃんとママに出会ったら、もっとちゃんと話をしたいと思います。お互い、何かに気がつくかもしれないものね。
2006年08月23日
「爆走!! 妊婦日記」
夏休みももう残り少ないっていうのに、息子(小3)の宿題はまだてんこ盛り。中でも一番気の重いのが、読書感想文なのだそうで、なにしろ「感想文」の前の「読書」がまだなのである。
見かねて、夕食後にリビングのテーブルを囲んで「読書タイム」を持つことにした。
息子が読んでいるのは「動物日記(2)子ぎつねヘレンが残したもの」
一方、私が読んでいるのも日記で・・・・・
「ねえママ、何読んでるの? そんなに笑うほどおもしろいの?」と息子。
その通り。くくくっっっ、わははっ、の連続である。
「えっと・・・」と本の表紙をのぞき込んで
「何? ばくはつ、ようかいにっき?」
著者の橋上るるさんの、十月十日のまさに「爆走」「感動」の連続は読んでいて飽きない。悲惨なことも笑える(ごめんなさい)。
つまりね、妊娠中にちらっと感じた疑問や不安、体や心のトラブルetc.、誰にも覚えがあるはず。だけど恥ずかしくて人に言えなかったこと、追求するほど研究熱心じゃなかったこと、ってあるでしょ。たぶん、彼女はそういうことを、全部言葉にして、家族や友人とも話し合って、やってみて、悩んで、納得して、思うようにいかなくても、「あー、人間ってそんなものなんだ」というところに行き着ける人。そこがすごい!
妊娠中や出産のときの心や体、家族のこと、仕事のこと、そして子どもの存在自体が期待を裏切るようにできている。ラジオの人生相談でいつも言ってるよ。「変えられることは変えましょう。変えられないことは受け入れましょう(←ちょっと違うかも?)」。
うまくいっても行かなくても、そこに行きつくまでに勉強したことや悩んだことは、母の体に蓄積して、子どもにじわじわと伝わっていくものだと思う。この本一冊で、人生の真理が楽しく身に沁みます(じわ〜ん)
息子がのろのろ「動物日記」を読んでいる間に、あまりのおもしろさに私は、あっという間に最終ページに近づき・・・そのとき、思わず叫びましたね。
「あ〜〜っ、ホントに妖怪が出てきた!」
その部分、引用しますと↓
子育ての大変さは、妖怪の七変化のように、随時どんどん形を変え、いっしゅんたりとも同じではない。(中略)お産は終わりではない。いうまでもなく、家族の新しい生活の始まりの日である。
だからこそ、その日までの10カ月は、かけがえのない時間なのだ、と彼女は最後に書いている。確かにそうでした。
著者のるるさんも、私も、妖怪相手にスリリングな毎日を過ごしています。そのありがたさを感じさせてくれる本でした! うどんカフェの本棚に入れておきます。
長くなったので、息子(小3)の「動物日記」や、娘(小6)が読んだ本はまた後日ご紹介します。
2006年08月17日
ゲド戦記と老眼鏡
うどんカフェ、明日から営業します。日記、明日から書こうと思いながら、はや何日過ぎたか・・・です。
昨日の夕方、子ども達と映画「ゲド戦記」を見に行きました。終わって出るところで、そばを歩いていた5歳くらいの男の子が「ぜーんぜん、つまんなかった」と言い、連れてきたおばあちゃんが笑いながら「あんたが連れてって、って言ったんじゃない」と、すると「ボクが見たかったのは『ブレイブストーリー』だったんだよー」と言う。
子どもって、都合良くこういうこと言うんだよねえ。確かに5歳の子が「つまりなかった」のは納得。セリフでの説明に頼っている感じがあって、子どもには難しいと思います。私も、セリフの内容を追うのが、けっこう一生懸命でした。その甲斐あって、後半はけっこう楽しめましたけど。
死や「失うこと」、老いを受け入れる、世界の均衡、人の均衡、親子の相互理解、などなど、いろいろなキーワードがちりばめられていた思います。
今日、頼んでいた老眼鏡が出来てきました。かわいくて気に入ってます。失っていくことも、楽しみたいものです。
2006年08月08日
ウオノメと外反母趾と足と体の健康
密かに「ウオノメとりの名人」と呼んでいる皮膚科のドクターのところに行くのが、私の楽しみ。エステに行くような気分なんです(エステ未体験だけど)。世間話をしている間にささっと、とってくれる。あまり痛くないです(私が経験した他のドクターに比べると格段に技が違う)。
昨日の世間話は・・・
足の裏にウオノメができるってことは、体が曲がってるんですよね?
歩き方のクセですか?でも、体ゆがんでいるからでは?(ウオノメは、一カ所に体重がかかり続けるとできてしまう)
人間の体はまったく左右対称ということはないですからね。
そうですよね。私みたいに、すぐウオノメが出来ちゃう人、多いですか?
職業柄もあるね。ホテルにお勤めの人など、大変ですよね。
歩く距離長いですもんね
などなど。もっと話したいけど、すぐ終わる。先生は断定的にものを言わないけど、私の言ってることと同じじゃないのぉ? と思ったりしながら診察室を後にする。
あー、スッキリ。快適に歩ける。
根本的には、整体や運動で、姿勢を直さないといけないと思っています。今年後半の課題。
もちろん、トコちゃんベルトの「ゴムチューブ運動」もやってます(でも、毎日続けるのは難しい・・・)。
このところ、足と体の健康について、ミサトっ子草履の考案者、原田先生のお考えなどを、みなさんに分かりやすくお伝えしたいと( これも今年後半の課題)、勉強しています。夜リビングのテーブルにあれこれ広げていると、マスターが「論文でも書くの?」とからかいます。
足、姿勢、運動・・・こういったことを、子どものときから意識して生活すると、大人になってから体のことで悩むことが減ると思います。とりわけ、妊婦さんからの相談が多い、骨盤の問題、腰痛や恥骨痛についても、かなり軽減されると思うのです。なので、読者のみなさんに、大事なことを、分かりやすく伝えたい! 私の夏の宿題です。
2006年08月06日
少しずつ、夏休みへ
うどんカフェは、明日月曜日から夏休みをいただきます。この夏、連日、たくさんのご注文をいただいているミサトっ子ぞうりは、4日金曜日で、いったん、ご注文を締め切りました。その後のご注文のお届けは、21日以降、順次お届けということになります。
このところ、悲鳴のようなご注文をたくさんいただいていました。
「鼻緒が切れちゃったんです。息子は、これしか履かないので、できるだけ早く送って下さい!」
「片方を川に落としました。困ってます」
「友人がドイツに旅発つ前に手渡したいのですが、間に合いますか?」
などなど、本当に、このところの草履熱はスゴイです。ミサトっ子ぞうりのショップの夏休みに間に合わなかった方には申し訳ないです。夏後半にご期待ください。
さて、うどんカフェも18日までお休みをいただきます、と、メルマガでもお知らせしました。お休み前にうどんを、と、この週末に来てくださった方がたくさんいらっしゃいました。ありがとうございます。そのお気持ち、本当にうれしかったです。
マスターとは、休みは17日までにして、1日早く開けようか、と話しています。お休みの間に、私は普段できないママ・チョイスの仕事を、マスターも、いろいろ思うところがあるようです。子どもたちとの時間も持ちたいと思います。
長いお休みで、ご迷惑をおかけしますが、しっかり充電して出直しまーす!
2006年08月04日
子どものいる生活はおもしろい!と思えるか
今日午前2時からの「マヨカラ」(東京12ch)に、子どもたちの同級生のお母さんで、保育園時代からのお付き合いの常山あかねさんが出演。5歳〜小学6年生の3人の子どもを育てる生活はおもしろい! という話をしました。
彼女は、ウェブの仕事をバリバリしているし、音楽が大好きでピアノもひく、子どもがいるからできないってことはないよ、子どもと連弾をする楽しみも生まれた、自分のしたいことを、子どものいる生活の中で、遠慮なく実現していけばいい、って話。
おうちでの映像あり、スタジオでの話ありで、子どもたちと一緒に楽しみました(録画して見ました)。
そうだよね、子どもがいるからできない、っていうのは、子どもを産む前に心配する話で、やってみれば、子どもがいるから楽しくなることの、なんと多いことか。
今日は、連載中の「3人目がやってきた!」をアップしたばかりでした。夏休みに入ったヨーコさんちの子どもたち、3人3様のできごと(画像はヨーコさんの子どもたち)。
実は、次回はテーマを絞ってもらった方が読み応えがあると思うよと、ヨーコさんに注文をつけたのだけど、今回の原稿「我が家にも夏休みがやってきた」に流れる雰囲気が、きっと、彼女と3人の子どもたちの日常そのものなんだな、と今感じています。
常山さんの話を聞いたら、ヨーコさんもすっかり共感するのではないかな。子どもを産み育てることは、人生の幅を狭くする、不自由だという感覚、確かにそういう面もあるでしょう。一方で、子どもの存在が、親である私たちの幅を、限りなく広げていく、それは、生活の組み立て方次第だと思います。
今書いているようなことも、子どもを育ててこそ感じられたこと、自分の体や心をきちんと意識するようになったのも、妊娠・出産を経験したおかげでした。私にとって、妊娠出産は、確実に、私自身の幅を広げてくれました。
ただ、子育ては決して楽ではないので、次の子どもを産む踏ん切りがつかないという気持ちは分かります。私も3人目を産みそびれてしまったから。ちょっと、残念。でもきっと、私にはこれがちょうど良かったのだと思います。
2006年08月03日
赤ちゃん成長日記
「メモリーブック」は、赤ちゃんの成長を、折に触れ記録する絵本です。中のページの画像を、数点アップしてみました。
日記をたくさん書くのは大変ですが、ちょこちょこっと、何かの節目のたびに書いておくだけで、思い出の本ができあがります。出産のお祝いにいかが?
ママ・チョイス特撰ショップのおすすめ商品も、更新しました。ちょっとのぞいてみてください。ケロヨンおすすめの、夏の必需品をピックアップしています。
パックスナチュロンからは新製品をラインナップ。オリーブオイルで作ったシャンプー、髪のキシキシ感がない、贅沢なシャンプーですよ。
うどんカフェは来週月曜日、7日からお休みに入ります。今日のメルマガでお知らせしました。どうぞよろしくお願いします。
休みに入ったら、うどんカフェをちょっと置いておいて、ママ・チョイスのあれしたい、これしたい!の山積みの課題に取り組みたいと思います。ますますパワーアップしますよ〜
2006年08月02日
「死」「失うこと」を怖がらない
昨日届いた訃報。同世代の女性であり、尊敬する編集者であり、お母さんでもある、彼女。だけど、それほど親しかったわけではない。
今日、いったん帰宅して、喪服にエプロンをつけて夕方の厨房に戻ったら、マスターが「お通夜に行くの? あなたの口から聞いたことのない人だよね」と言う。
うん。彼女は10年以上前、編集部の末席にいた私のことを、忘れていたかもしれないけど、私はよく知っているもの。今の私は、彼女のことがとても気になる、呼ばれている気がする、だからとにかく行かなくっちゃ。その気持ちに従ってよかった!
亡くなった人は、その途端に、生前の病や痛みや苦しみから解放されて、人に何かを与えるだけの存在になるのだと思う。死に向かう日々の中でも、いかに死後のような「仏」の心をもてるかが、人にとって最大の課題なのかもしれない。
今日、彼女の闘病、病気になってからの心の持ちよう、この10年の仕事ぶり、そのほんの一端を知ることができ、彼女なりの「仏」への道を見せてもらった気がした。
実は、白いカーネーションを献花する、無宗教のお通夜だった。そこで私の心に響いたものが、なぜ「仏」という形を結んだのかと言うと・・・
お通夜の会場への往復の電車の中で読了した「蓮如物語」のおかげだ。
一昨日、マスター(夫)がたまたま古本屋で買ってきて、リビングに置いてあったのを、こんな日にふさわしい本だなあと、迷わず黒いバッグに入れて出かけた。少年少女向けとなっているので、さらさらと読める。
蓮如は、飢えや貧困、争いが絶えなかった500年ほど前に、親鸞の教えを、易しい言葉で、広く民衆に伝えた僧侶。苦しみ、悩み、欲、そんなものを越えて、弱い自分、意地悪な自分をも肯定することのできる思想(私なりの解釈)なのだと思う。
死ぬこと、何かを失うことを怖いと思ってはいけない。いけないと思ってもやっぱり怖い、そんな自分もダメとは思わず、でも、怖くはないんだよという思想を、ちゃんと心の中に温めておきたい、と思う。
お通夜に呼んでくれたSさん、たった49歳で向こう岸に行ってしまったSさん、本当にありがとう。
疎遠になっていたけど大切な人たちにも、引き合わせてくれた。本当に「仏」になったんだね。







