2006年08月23日
「爆走!! 妊婦日記」
夏休みももう残り少ないっていうのに、息子(小3)の宿題はまだてんこ盛り。中でも一番気の重いのが、読書感想文なのだそうで、なにしろ「感想文」の前の「読書」がまだなのである。
見かねて、夕食後にリビングのテーブルを囲んで「読書タイム」を持つことにした。
息子が読んでいるのは「動物日記(2)子ぎつねヘレンが残したもの」
一方、私が読んでいるのも日記で・・・・・
「ねえママ、何読んでるの? そんなに笑うほどおもしろいの?」と息子。
その通り。くくくっっっ、わははっ、の連続である。
「えっと・・・」と本の表紙をのぞき込んで
「何? ばくはつ、ようかいにっき?」
著者の橋上るるさんの、十月十日のまさに「爆走」「感動」の連続は読んでいて飽きない。悲惨なことも笑える(ごめんなさい)。
つまりね、妊娠中にちらっと感じた疑問や不安、体や心のトラブルetc.、誰にも覚えがあるはず。だけど恥ずかしくて人に言えなかったこと、追求するほど研究熱心じゃなかったこと、ってあるでしょ。たぶん、彼女はそういうことを、全部言葉にして、家族や友人とも話し合って、やってみて、悩んで、納得して、思うようにいかなくても、「あー、人間ってそんなものなんだ」というところに行き着ける人。そこがすごい!
妊娠中や出産のときの心や体、家族のこと、仕事のこと、そして子どもの存在自体が期待を裏切るようにできている。ラジオの人生相談でいつも言ってるよ。「変えられることは変えましょう。変えられないことは受け入れましょう(←ちょっと違うかも?)」。
うまくいっても行かなくても、そこに行きつくまでに勉強したことや悩んだことは、母の体に蓄積して、子どもにじわじわと伝わっていくものだと思う。この本一冊で、人生の真理が楽しく身に沁みます(じわ〜ん)
息子がのろのろ「動物日記」を読んでいる間に、あまりのおもしろさに私は、あっという間に最終ページに近づき・・・そのとき、思わず叫びましたね。
「あ〜〜っ、ホントに妖怪が出てきた!」
その部分、引用しますと↓
子育ての大変さは、妖怪の七変化のように、随時どんどん形を変え、いっしゅんたりとも同じではない。(中略)お産は終わりではない。いうまでもなく、家族の新しい生活の始まりの日である。
だからこそ、その日までの10カ月は、かけがえのない時間なのだ、と彼女は最後に書いている。確かにそうでした。
著者のるるさんも、私も、妖怪相手にスリリングな毎日を過ごしています。そのありがたさを感じさせてくれる本でした! うどんカフェの本棚に入れておきます。
長くなったので、息子(小3)の「動物日記」や、娘(小6)が読んだ本はまた後日ご紹介します。
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この記事へのコメント
本嫌いの息子にとって、これほどやる気の出ない宿題はないんじゃないかな。本を読まないから文章の書き方もめちゃくちゃ。いわゆる話言葉調の文面になるんです。感想文の書き方の手引きのようなものを担任から配布されたそうなのだけど、それすら見つからない。やる気のなさ。誰かに聞くのかしら・・・。しかし6年生にして今頃なぜ書き方を?疑問を感じるのでした。
我が家の子ども達も読書感想文は四苦八苦しています。下の子は本を読むんだけど、上がね(~_~;)
そうそう、うちの子も「子ぎつねヘレンが残したもの」を読んで感想書いていました。やっぱり結論は”ヘレンは何を残してくれたのか?”って所ですよね。感想文のはずが、文章の内容説明になってしまいがちなんですよ。書き方の説明書。うちも欲しいかも。


