2007年01月13日
「となり町戦争」三崎亜記
こうも、リアルな「戦争」の話だと思わず、お正月のお楽しみにと、年末に買っておいた本です。やっと文庫になったので。
ところが、これ、今の私(たち)にズシンと来る内容でした。
そんな背景もあって、昨日の日記に書いた、娘の宿題に燃えたのかもしれません。
隣町同士の戦争がいつの間にか始まり、主人公は、いつのまにか、その戦争に荷担していたという話。来月あたり、原田知世と江口洋介らのキャストで映画が公開されるようです。
奇想天外なストーリーなのだけど、戦争がなぜ起きて、どういう影響があり(いろんな業者が戦時産業に群がって来たりとか)、もちろん人が死に・・・・という戦争の本質は、全く今世界各地で起きている戦争と同じですから、読書を楽しみながらも胸が痛みました。現実的ではない、とっても風変わりな設定なのだけどね。
どきっとしたのは、主人公が出会った女性(普通の人)が、実は20年も前からスパイとして隣町に潜入していたと知って驚く場面。役所の「となり町戦争係り」の女性は主人公にこう話します。
(道路の建設と)戦争も同様で、今、町は第七次五カ年計画に基づいて事業を展開していますが、戦争の計画自体は第三次五カ年計画から立案されていたと思います。それに基づいて若干ではありましたが調査費という名目で戦費が予算計上されていましたので・・・・・
今私たちは、第何次計画の時代にいるのだろうか。
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この記事へのコメント
1. Posted by misato
2007年01月16日 09:23
なんか怖いですよね。
戦争と平和っていつも隣り合わせなものでしょ。戦争をするのもしないのも人間次第。その人間は母なる地球があってこそ存在できているのに、大切な事を思い出してほしいって思う。
戦争と平和っていつも隣り合わせなものでしょ。戦争をするのもしないのも人間次第。その人間は母なる地球があってこそ存在できているのに、大切な事を思い出してほしいって思う。


