大人と子どもの本・絵本・映画

2008年04月28日

恐竜好きの少年少女とおじさんへ

ゴールデンウィークのお楽しみだった、「恐竜大陸」に幕張まで行きました。億がつく歴史をさかのぼった、本物の骨、2メートルもある大腿骨、植物や昆虫の化石などなど、時空を超えて今目の前にある、同じ空気を共有していると思うと、恐竜をこよなく愛する息子の気持ちが少しはわかったような気がしました。

休憩コーナーでぐったりしているお父さんを見て、昨日遅くまで仕事だったのかなあ、がんばって早起きしただね、お疲れ様とこころの中でねぎらったり、息子に解説しているよそのパパの声を小耳にはさんで、あー、この人昔、恐竜少年だったのねと思ったり、人の観察も面白かったです。

発見!恐竜のミイラ

会場で買った本「発見! 恐竜のミイラ」

息子が買った本ですが、私の方が先に、帰りの電車の中で読破しました(読み終えた後は爆睡してました・・・私も前日の疲れがどっと出たおばさんでした)。子どものころから、化石発掘に夢中だったアメリカ人の少年。初めて恐竜の化石を発見したのは、6歳のとき。今は、大学で、その分野を研究しているそうです。

化石や地層の状態から、さまざまなことを解き明かしていく、おもしろい仕事ですね。ちょっと遠いところの仕事だったけど、魅力のしっぽをかじったような気分です。

自分があまり興味がないことでも、少し無理して付き合ってみると、新しい世界がひらけますよね。



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2008年04月17日

桜さがし

桜さがし (集英社文庫)

お客様に貸していただいた本です。桜の季節に撮った写真が、無実を証明する証拠なのだけど、その日付が4月の末になっている。4月末に咲く桜なんてあるのだろうか(舞台は京都です)、と桜を探すところから始まるお話です。

うどんカフェ前は、今が桜のまっさかり。道路の向こう側のソメイヨシノが終わったら、今度は手前側の八重桜が咲き始めます。

sakura1花はいろいろあるけれど、桜の花は、特別ですね。あの日、あのとき、桜が咲いていたね、と思いだすことがよくあります。

メルマガに書きましたが、うどんカフェ前の桜の木、足もとから小さな枝がたくさん生えて、そこにも花がついたりしています。これは、木の病気のようなものなのだそうです。お客様に教えていただきました。

歩道でおおわれているから、しっかり根をはることができない、それが木にとってストレスなのだそうです。一生懸命咲いてくれてありがとうと、毎日お礼を言わなくちゃね。

sakura3sakura2

さて、冒頭の「桜さがし」ですが、京都市は標高差が大きく、山の方にいくと、桜の開花時期はかなり遅いそうです。また、桜にもたくさんの種類があり、これまた開花時期はさまざま、ということで、アリバイ成立でした。



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2008年02月14日

最近読んだ本(3)観覧車

観覧車 (祥伝社文庫)

以前このブログで、うどんカフェのお客様がコメントをくれて「柴田よしきさんのふたたびの虹 (祥伝社文庫)、絶対きよさんは気に入ると思う、と書いてくれました。

読んだら本当に気に入っちゃって、なんで分かるの?って感じ。

最近読んだ、柴田よしきさんが「観覧車」です。

先日、小学校の参観日で、そのお客様に出会ったので、「もう読んだから差し上げます」と言おうと思ったら「もう読んだ」とのこと。そっか、私は彼女のあとを追っているのか。また、教えてください、おすすめ本。

どんな推理小説かっていうとね

今日書いた椎名誠さんの本のなかに、大雪の中コテージに泊まるところがあって、ミステリー本をたくさん持ち込むのだけれど、異常な心理や殺人ばかりで参った(雪のコテージにこもってたくさん読むにしては)、というようなことが書いてあったけど、「観覧車」や「ふたたびの虹」はそういう感じじゃなくて、誰にでもある感情が事件にからめて描いてあって、大好きです。



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最近読んだ本(2)「かえっていく場所」

かえっていく場所 (集英社文庫)

うどんカフェによく来てくださるお客様が、椎名誠さんの本の編集をされているという話を聞いていたからだと思うのだけど、電車の時間待ちの間書店をぶらついていたら、椎名さんの本の背表紙が私の眼にビゅーーーンと飛び込んできました。それが、この本。

椎名さんが若くて、私がもっと若いころ、椎名さんの私小説的な本を、通勤電車の中で笑いをこらえながら、読んでいた記憶があります。テレビドラマになった作品もあって、欠かさず見てました(記憶に間違いがなければ)。

この本のあとがきを書いておられる、編集者の女性が、私と年が近くて、若いころ「雲の上の存在」だった、椎名さんの思い出から話を起こします。最後には、飲み会で最近会った椎名さんに「ノブコ、お前いくつになった?」と聞かれたと言うのだけど、なんだか本を読んでいる私の背中から、椎名さんに同じこと聞かれた気がしました。

そんなことを思いながら読んだ、おじさんになった椎名さんの日々。ご夫婦が同じペースで年をとり、子どもたちは、このお父さんとお母さんを見て育ったからだよね、と思える大人になって、その年月の積み重ねの上にお互いを思いやってる、という感じが、しみじみとよかったです。我が家は、まだまだ長い道のりです。しかも年の差夫婦なので、「年」や「老い」という感覚が、微妙にわからないのです、私には。

椎名さんは、こんな生活、こんな仕事をずっとやっていくのだろうか。マスターはいつまでうどんを打つのだろうか。私たちは、どこにかえっていくのだろう。

ところでね、最初に書いたお客様なのだけど、なんと、この本の中に登場していて、びっくりです。違う名前になっていましたが、ぜったい、間違いなしです。ご家族の雰囲気もぴったりだし。

椎名さんはお仕事がら、いろいろなところに取材旅行に行かれてしますが、この本の中で一番印象深かったのは、スコットランドの海辺でバイオリンを弾く女性のところにアザラシが集まってきて、じっと聞いているというところ。

目をつぶって想像してみて。

ちょうど、スコットランドの木村あきこさん(町田在住の時はおうどんを食べに来てくれていました)から原稿と写真が届いたところでした。いつもきれいな風景に、心を奪われます。近々アップできると思います。



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2007年07月02日

人を動かす「言葉の力」

先日書いた「日経ビジネスアソシエ」7/5号
http://mamamel.livedoor.biz/archives/50979384.html

のほかのページで、水泳の北島康介選手のコーチが、言葉を使って指導をしたら伸びた、という話をしておられて、感心したのです。(特集「人を動かす言葉の力」)

レースの後「どうだった?」と聞くと「覚えていません」というようでは、「・・・だから、こんな練習がしたい」などと、次につなげることができない。なるほど、そうなんですよ、何につけても。

北島選手は「今日は体に当たる水の感覚がいい」とか、コンディションによって「次は腕を動かす練習をしたい」とかおっしゃるそうです。漫然とコーチの言うがままでは伸びないってことですよね。

北島選手の話をしたあとで、次元が違いすぎるんだけど、最近小4の息子が何かと反抗してくるので、私がめげていると、中1の娘が、中1なりのボキャブラリーで、子どもの反抗について、分析と慰めを言ってくれます。それが、すごくほっとする。

昨日は、あまりに疲れて、プチ家出をした私に、携帯電話で「帰っておいでよ、云々、かんぬん」と言われ、すごすご家路についた私です。

でも、とっても有意義な家出でした。奈良5丁目から始まって成瀬台に向かう尾根道を堪能しました。たぶん、最終的には、うどんカフェの前の道に出ると思うのだけど、あかね台あたりの谷戸の奥で引き返すことになってしまいました。

あ〜、次の家出が楽しみだなあ。



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2007年06月29日

「大切なことは60字で書ける」

大切なことは60字で書ける(高橋昭男/著新潮新書)

お母さん 生んでくれて、ありがとう
お母さん 生まれてきて、ごめんなさい

お父さん 支えてくれて、ありがとう
お父さん 期待に応えられずに、ごめんなさい
 
神様 試練をありがとう
神様 人生を恨んで、ごめんなさい

この本の本文冒頭で紹介されている詩です。
進行性筋ジストロフィー(全身の筋肉が徐々に萎縮し、その機能を失っていく病気)とともに生きている、鈴木信夫さんの著書の中からの引用です。

この本は、鈴木さんと親しいお客様が、寄贈してくださいました。鈴木さんの著書については、また今度紹介しますね。

そのお客様は、鈴木さんと出会って、「先のことより、今、たった今を大事に、楽しんで、生きたい」と思うようになった・・・というようなことを、私に話してくださいました。

私にとっても、この詩は、本当に衝撃的でした。短い言葉の中に、どれほどの思いが詰まっているのか、計り知れないと感じさせます。

一方で、金田一秀穂さんの言葉「語彙数は、デジカメの画素数と一緒 多いほど正確に美しく伝わる」(だふんまだ書店に出ている「日経ビジネスアソシエ」0703号)。これもまた、なるほど、と思いました。水泳の北島康介さんのコーチが、どう言葉を使って指導したかという話も興味深いです。この話もまた今度、ということで。(早くうどんの支度しなくっちゃ)

鈴木信夫さんのシンプルな詩の影には、ものすごーくたくさんの、言葉、もしかしたら言葉の形ではないかもしれないけど、金田一さんの言うところの「画素数」がたっぷりあると思うんですよ。

こんな詩に出会わせてくれたお客様に、感謝です。うどんカフェ文庫に置いておきます。

この本、たくさんの事例やコツが出ていて、仕事にもお勉強にも、実生活にも役立つと思います。



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2007年05月12日

「夫婦道」木曜夜9時(TBS)

ganen<お客様にいただいた、モンゴルの岩塩。気の遠くなるような時間をかけて、こんな形に固まったのでしょうねえ。うどんに塩は欠かせません>

すっかり初夏になったようで、毎日、湿度と温度の変化に悩んでいたマスターも、ちょっと一息かもしれません。うどんは、小麦粉と水と塩というシンプルな材料だけに、ちょっとした気候の変化で、この3者のバランスが違ってくるのです。

という話が、TBS木曜午後9時からのテレビドラマ「夫婦道」で出ました。

「あれー、讃岐うどんじゃん!」と喜んで毎週見始めて、子どもたちまで「早く寝なさい」と言われつつ、付き合ってくれちゃってます。

康介(武田鉄矢)・聡子(高畑淳子)夫妻の次女・八夜子(たくませいこ)は、上司・山崎昌弘(石倉三郎)という男と結婚したいと、康介に打ち明けます。彼は、ふるさとの高松でうどん屋を開きたいと考えている男です。それで、康介の家でうどん講習会を開くことになり、そこで山崎がこんなことを言うのです。

「粉の声を聴いてください」とかなんとか、そういう趣旨のセリフです。うどん屋は、粉と対話しながら、うどんをこねるのです。

その回の あらすじはここで

それからだいぶん話が進んじゃったんですが、この結婚にお母さんの聡子(高畑淳子)が猛反対・・・・だって、山崎昌弘(石倉三郎)は60歳で、父・康介(武田鉄矢)と同い年なのです。

私たちもけっこう年の差夫婦なので、人ごととは思えず、毎回私は目が話せず(マスターは興味ないみたいですが)・・・。今週木曜の放送では、高松に旅立った娘から送られてきてた結婚写真を眺めるシーンがあって、ひとまずほっとしました(人ごとながら)。

これからの放送で、うどん屋さんがでるといいなあと期待しています。

このドラマ、康介(武田鉄矢)・聡子(高畑淳子)夫妻のコミカルな味がなかなかで、毎回とっても楽しめます。それぞれの家庭、夫婦には、いろいろなドラマがありますね。みなさんのおうちにも、きっと。



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2007年01月13日

「となり町戦争」三崎亜記

となり町戦争

こうも、リアルな「戦争」の話だと思わず、お正月のお楽しみにと、年末に買っておいた本です。やっと文庫になったので。

ところが、これ、今の私(たち)にズシンと来る内容でした。

そんな背景もあって、昨日の日記に書いた、娘の宿題に燃えたのかもしれません。

隣町同士の戦争がいつの間にか始まり、主人公は、いつのまにか、その戦争に荷担していたという話。来月あたり、原田知世と江口洋介らのキャストで映画が公開されるようです。

奇想天外なストーリーなのだけど、戦争がなぜ起きて、どういう影響があり(いろんな業者が戦時産業に群がって来たりとか)、もちろん人が死に・・・・という戦争の本質は、全く今世界各地で起きている戦争と同じですから、読書を楽しみながらも胸が痛みました。現実的ではない、とっても風変わりな設定なのだけどね。

どきっとしたのは、主人公が出会った女性(普通の人)が、実は20年も前からスパイとして隣町に潜入していたと知って驚く場面。役所の「となり町戦争係り」の女性は主人公にこう話します。

(道路の建設と)戦争も同様で、今、町は第七次五カ年計画に基づいて事業を展開していますが、戦争の計画自体は第三次五カ年計画から立案されていたと思います。それに基づいて若干ではありましたが調査費という名目で戦費が予算計上されていましたので・・・・・

今私たちは、第何次計画の時代にいるのだろうか。



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2006年12月14日

精子は競争しない、協力する

akachan昨日、小学校3年生の息子の授業参観がありました。
保健室の先生の授業で、タイトルは「命のつながり」。

卵子と精子の受精から、だんだんと赤ちゃんの形になっていくまでの ビデオを見せてくれました。

それで思い出しました、とってもいい話。先生にも教えてあげようと思っています。

大分前から作っていたかながわ母乳の会のニュースレターがやっと刷り上がったんですけど、その中で、産婦人科医の山縣威日(やまがた たけひ)先生が話してくれています。この話に、私はえらい感動したんですよ。

精子って途方もない数がいるでしょ。その中の一番強くて早いのが勝ち残って、卵子に突入する、ってイメージを持っていたんですけど、そうじゃないんだって。

卵子の表面はとても頑丈で、それを破るのにたくさんの精子が協力して酵素で溶かすんだって。そこに、一個の精子を送り届ける。競争じゃなくて、協力なの!

そう考えると、大事に送り届けられた我が子って、たくさんの精子の中のただの偶然じゃなくて、ああ、私の所に来るべくして来たんだ、ありがたいなあ、大事にしたいなあ、って思った。

ninpusan3授業のビデオは、受精の後、お腹の中の赤ちゃんの変化の様子を見せてくれました。

私たちの日常は、毎日たいした変化はないけれど
おなかの中では、単細胞→魚→は虫類?・・・・・→やっとほ乳類、

と、太古の昔からの進化さながらの、大変化が起きているのですね。命がけの、大変化です。

お母さんは、大きなおなかで、それを守ってあげています。
これまた、地球の歴史に勝る大仕事です!

妊婦さんは、えらい!!! 

今日発行する妊婦さん向けのメルマガに、そう書くつもりです。



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2006年12月06日

体を意識すること

日経 Health (ヘルス) 2007年 01月号 [雑誌]

昨日の日記に書いた東京・品川ですが、訪ねたのは「健美サロン渡部」・・・ママ・チョイス特撰ショップで販売している腰痛緩和ベルト「トコちゃんベルト」考案者の、渡部信子先生の治療院です。

私の体をみてもらいつつ、からだのバランスの話、いいい姿勢の話など、とてもいい勉強をしてきました。とにかく、大事なのは、体を「意識」すること、なんですね。

渡部信子先生の連載「女性のカラダ メンテナンス術」は、日経ヘルス5月号から始まりました。最近出た2007年1月号は第8回、大変な人気連載だそうです。

今回のテーマは「冷え、むくみ」。女性にとって、冬が近づくと特に心配ですよね。これらも、骨盤、骨格とふかーい関係がありますよ。

日経ヘルスはうどんカフェに置いてあります。バックナンバーが読みたい方は声をかけて下さい。



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プロフィール
キヨ
地球の子はみんなきょうだい、私の子ども! 実の娘と息子は小学生です
■上の5つのサイトを運営しています。
■手打ち讃岐うどんとオーガニックコーヒーのお店【うどんカフェ】で、天ぷらを揚げたり、おうどんを運んだりしています。横浜・子どもの国駅徒歩5分。毎日、マスター(夫)がうどんを打ちます。

※私とツーショットの彼は、「ままメル」連載中の「3人目がやってきた!」主人公のシュン(うどんカフェにて)
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